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2026年10月25日(日)、東京にてMAF クリニック経営セミナー(COREステージ)を開催しました。今回のテーマは「時間管理」。任せる仕事と残す仕事を価値観から分け、AI・仕組み・右腕人材で生み出した時間を、患者さん・スタッフ・家族、そして自分自身の活動へどう振り向けるか。ゲスト講師の長倉顕太氏、メンバーの星加先生の実践報告とあわせて、時間の使い方そのものを見つめ直す一日となりました。
前回テーマ「リーダー育成」からの実践シェアでは、異動を本人の「やりたい仕事」の機会として提案し前向きに受け入れてもらえた事例、採用ページを丁寧に作り込んだことで別業界のマネージャー経験者が自ら直接連絡してきた事例など、仕組みと言語化が生んだ成果が各先生から共有されました。

主宰の梅岡より、時間管理の文脈から経営者として注力すべきことが共有されました。小児科スタッフの一斉退職を振り返り、「任せることと、関係性を持たないことは別だった」という気づきが率直に語られました。7院のリーダーミーティングはしていたものの、小児科リーダーとの1対1面談は足りていなかった。優秀な分院長に現場を任せたことで、スタッフとの感情的な結びつきが理事長より分院長に向かっていったという構造的な問題でもありました。
また「瞑想と完璧主義」という切り口では、9日間の瞑想合宿で離れていた間に周囲が自ら考えて動いたことに価値を感じたというエピソードが語られました。完璧を追うほど理想と現実の差に苦しみ、今この瞬間にいられなくなる。忙しく走り続ける院長先生方へ向けた、立ち止まるきっかけになるメッセージでした。

草加きたやクリニックで呼吸器内科を運営し、健康増進施設のジムと24時間ジムを含む4店舗を経営する星加先生が、時間を取り戻すまでの実践を共有しました。以前は診療・採用・経理・総務・人事・マーケティングまで一人で抱え、通院がつらい時期もあったと言います。
転機は大きく3点。一つ目は「人に任せる」右腕の天尾さんに面接・スタッフ相談・マネジメント・採用を任せ、放射線技師と非常勤医師を増やしたことで、自分が休んでもクリニックが開く体制に変わりました。二つ目は「仕組みに任せる」予約システム・Web問診・自動精算機の導入と、音声入力によるメール処理時間を1時間から10〜15分に短縮。三つ目は「自分の予定を先に入れる」研修・旅行・海外渡航を半年前から仮押さえし、締め切りが効率を生む形をつくっています。「DIE WITH ZERO」の考え方に影響を受け、やりたいことを先にやる方向へ変わったと語られました。

10年で約1,000万部を手がけた編集者から独立し、現在も本を書き続けながら月25回以上の懇親会を開き、無料の学校講演を月3〜4回行う長倉顕太氏が登壇しました。「毎日同じ時刻に起き、同じ職場へ行き、同じ人と会う生活では偶然が入らない」この一言から講演は始まりました。
長倉氏が人生の資産として整理するのは「時間・能力・人間関係・お金」の4つ。この順番が重要で、金から先に追うと詐欺に遭いやすいと言います。人間関係への投資こそが最も価値があり、良い情報は「情に報いる」という字義どおり人間関係から来ると語られました。そして最も強調されたのが「金にならない活動を人生に入れること」。内発的モチベーションを生む三大欲求は「つながり・自己有能感・自発性」であり、これを満たす活動。それはボランティア、学校講演、推し活が心を保つ土台になると語られました。「タイパやコスパばかりを求める生き方では、人は壊れる」という言葉は、時間管理の本質を問い直す締めくくりとなりました。

おの耳鼻咽喉科
小野智裕先生
午前も午後も僕の持っていたちっぽけな概念の殻が崩れる音がしました。
時間管理もさる事ながら捻出した時間で、何がしたいのか。家族やスタッフさんとの関わり方、今後の自分の人生も改めて考え直してみます。
貴重な気付きをありがとうございました。
血管外科クリニック本厚木
黒澤弘二先生
やりたいことを先に設定して、逆算する発想に気づきがあった。
しおや消化器内科クリニック
塩屋雄史先生
長倉さんの話、楽しかったぁ。
いかに自分がまだ殻を被っていたか。。。見出し