【リーダーは一日して成らず】
2024年7月7日(日)に東京でクリニック経営セミナーを開催しました。
テーマは「リーダー育成」。
全国から約60名もの開業医が集まり、クリニック経営における「リーダー」について自身の取り組みをシェアし、他院の事例を学ぶ機会となりました。「リーダー育成」は2018年、2020年、2022年に続き4回目ですが、当初の回ではリーダーのいるクリニックは少なかったのですが、先生方がリーダーの重要性に気づき、リーダースタッフを置いているクリニックが多くなりました。
クリニック経営において院長が全てを見ることは難しく、また同時に何かを進めることができない場合があります。しかし、スタッフの中にリーダーがいることでそのスタッフに任せることは院長の負担が軽減されるだけではなく、スタッフの成長にもつながるのです。
セミナーではリーダーについて4種類にわかることをご紹介しました。梅岡が医療法人梅華会でリーダー育成に取り組んできた経験から、4種類のリーダーのタイプをセミナーで伝え、どれが良い悪いではなく、リーダーについて理解することを学びました。
また、セミナーでは学校の講義のように一方的に話を聞くのではなく、ディスカッションやシェアなど参加者が「発信」する機会を多数設けています。それは、開業医は同じ悩みを持っており、共感することや、自分の体験を他の先生方に共有することで気づきを得たり刺激を受けることになるからです。たくさんの事例がセミナー中に行き交い、先生自身のステージに応じた取り組みを持ち帰ることができます。
今回のゲスト講師は一般社団法人 日本リーダーズ学会 代表理事リーダーズアカデミー 学長の嶋良智さんです。
嶋津さんはリーダーやチームづくりなど組織について多くの著書を出版し、さらにリーダーズアカデミーでリーダーについての学びを提供されています。今回の講演でもクリニックだけではなく、組織としてのリーダー像や役割、さらにはリーダーに必要なものなど他では得ることができない学びがありました。
院長として経営者としてリーダースタッフを育成することはこれからのクリニック経営には必須だと感じました。目的と目標を明確にし、共有することが院長には求めらています。組織づくりも日々進化をしており、これからのリーダーについてぜひ院長として学びを深めていきましょう。
前回より、ゲスト講師が東京と大阪で別々になりました。大阪会場では作家の喜多川泰さんです。
M.A.Fではクリニック経営について実践的な内容だけではなく、院長が経営者として成長する機会を多く準備しております。普段読まない本の作者、普段聞かないセミナーの講師、普段会うことができない素晴らしい方々とのご縁がこれからの先生やクリニックの成長に繋がります。
2024年10月以降のセミナーにご興味を持たれましたらぜひ事務局までご連絡くださいませ。
<参加者の声>
かせ心のクリニック
加瀬裕之先生
人をマネジメントしようとするのではなく環境をマネジメントする。全てのスタートはビジョンの共有。目的の言語化。スタッフはリーダーが求める結果を出した向こう側にどんな結果があるのかを知りたがっている。
M.A.Fでは3ヶ月に1度クリニック経営セミナーを開催しています。メンバーの先生以外でセミナーにご参加を希望される方はオブザーブ(体験)参加が可能です。
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