【時間管理とAI活用の未来】
2024年9月29日(日)に大阪でクリニック経営セミナー「時間管理」を開催しました。
今回のセミナーでは、クリニック経営における「時間管理」の重要性について、最新の情報や具体的な事例を交えた充実した内容が共有されました。院長先生を中心に、多くの参加者が学びを深め、実践に役立つアイデアを得る機会となりました。
院長として日々の診療と経営を両立する中で、効率的な時間管理がいかに重要であるかを学ぶことができました。また時間の使い方ひとつで、クリニックの運営やスタッフの働きやすさが大きく変わることを、参加者全員が実感したと考えています。時間を最大限に活用するためには、AIの導入が不可欠であるとの梅岡も院長先生方に情報を発信しました。タスク管理や患者さん対応の効率化など、実際の導入例を共有し、参加者の関心を集めました。特に、診療予約システムや業務自動化の具体的なアイデアは、明日からでも活用できるものでした。
毎回、クリニック経営について参加されている院長先生が自院の取り組みについて発表するプログラムがあり、今回は大阪を中心に複数クリニック経営をされている院長先生の発表を聞くことができました。院長として本院での診察を行いながら分院展開をし、さらにTEDなど海外のメディアに出演するなど多忙を極める中でも自身の時間を確保し充実した時間を過ごす取り組みとして他の院長先生方も気づきを多く得たと感じています。
玉谷クリニック 玉谷先生と梅岡とのインタビュー動画はこちら
他のクリニックの院長がどのように時間を管理し、業務効率を高めているのかを学べたことは、多くの院長にとって貴重な学びとなります。成功事例や失敗談を共有する中で、自院に適した方法を取り入れるためのヒントが得られるのもM.A.Fに参加しているからです。
今回のゲスト講師は東京大学名誉教授でもある矢作直樹氏にお越しいただきました。
矢作直樹氏の講演は、単なる時間管理の話にとどまらず、人生そのものに向き合う深い内容だった。「死は終わりではない」という考え方を通じて、生きることへの不安を減らし、より充実した日々を送るための視点を提供した。また、物質的な成功ではなく、自分の価値観に基づいた生き方が本当の幸福につながると強調した。時間の使い方が人生の質を決めるという考えのもと、無駄なことに囚われず、本当に大切なことに集中することの重要性を説いた。そして、過去や未来ではなく「今」を大切にすることで、より豊かで充実した人生を歩むことができると言われたいた。
この講演は、人生をどのように生きるべきかを改めて考えさせられる内容であり、院長先生方に深い気づきを与えるものだった。
<参加者の声>
京都からすま御池まり心療内科クリニック
土井麻里先生
仕事の委譲を振り返り、整理するよい機会になりました。矢作先生のお話しは大変面白く、また、共感することばかりで嬉しかったです。
いけざわ神戸元町クリニック
池澤伸明先生
自分の時間を作るためには、結局のところ人に任せれる仕事は任せられる体制を作っていくことに尽きるのかなと感じました。後は診療外で動ける人材の獲得の重要性。
医療法人れんげ会小川産婦人科
室谷毅先生
時間管理:どれだけ権限移譲をして、自分だけがしなければいけないことに集中できるかどうか。10月から分院展開が始まるので、どれだけ人に任せて事業を継続できるかどうか試してみます。
M.A.Fでは3ヶ月に1度クリニック経営セミナーを開催しています。メンバーの先生以外でセミナーにご参加を希望される方はオブザーブ(体験)参加が可能です。
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