2023年10月(大阪)クリニック経営セミナーレポート

【スタッフがイキイキと働ける心理的安全性とは?】

2023年10月22日(日)に大阪でクリニック経営セミナー「権限委譲」を開催しました。
「権限委譲」と聞くと何を思い浮かべますか?

クリニックでは院長とスタッフが一緒に働きますが、院長が診察室で患者さんを診ている時には受付や処置室のことはスタッフに任せているかと思います。しかし、スタッフが都度都度院長に確認や承認を取りに来るのはいかがでしょうか?

院長は院長にしかできない仕事を行い、スタッフはスタッフにもできる仕事をそれぞれが責任を持って行うことで生産性の向上やクリニックの価値を最大限に発揮できるのです。しかし、仕事を任せる院長が「スタッフに任せても大丈夫か?」「自分がやった方が早いのではないか?」と心配して任せることができなければいつまでも院長が行い続けなければなりません。

権限委譲について学ぶことで院長は院長にしかできない仕事に、スタッフは自分の成長に繋げる仕事に取り組むことができるのです。

M.A.Fでは医療法人梅華会グループ理事長の梅岡が開業15年の中で耳鼻咽喉科クリニック4院、小児科クリニック2院など複数分院展開をしてきた中で経験した権限委譲についての情報を惜しみなく参加された開業の先生方にお伝えしますが、それでだけではなく参加者同士が同じテーマについて情報をシェアし合うことで1日でたくさんのクリニックの「権限委譲」について学べることができます。

権限委譲に取り組み成功した方法や失敗談など同じ開業医だからこそ共感できる内容は科目を問わず学べるセミナーとなっています。

M.A.Fでは3ヶ月ごとにクリニック経営セミナーを開催しております。
各回オブザーブ参加者(体験参加)の人数は決まっており、募集をするとすぐに申し込みを多数いただきます。その中で「開業前だけど参加は可能ですか?」と問い合わせをいただくのですが、私たちjは開業前からご参加いただくことで開業後に出る問題に対して事前対応できると考えています。しかし、「開業が決まっておりこの先1年以内に開業すること」である先生が対象です。

「いつか開業しようかな」
「後何年かしたら親のクリニックを継承する予定」
これらの先生はM.A.Fにご参加いただいても開業のイメージが付かず、セミナー後に活かしていただくことが難しいと判断しております。

今回の「権限委譲」のようなテーマは開業前にはまず学ぶことがないテーマですが、開業後には必ず必要となるのでぜひ興味のある先生は事務局までお問い合わせください。

 

クリニック経営セミナーでは毎回外部からのゲスト講師を招聘し、開業医の先生方に向けて新しい気づきや学びを得る機会を提供しています。今回の講師は黒川伊保子さんです。「妻のトリセツ」や「夫のトリセツ」などトリセツシリーズとして多くの書籍を出版しており、たくさんの方に人間関係やコミュニケーションについての学びを提供されています。そんな黒川さんから開業医の先生方に「心理的安全性」についてご講演をいただきました。

対話の方法や話の聞き方、チームとして更なる成長を目指すために必要なことなど

黒川さんのお話はとても聞きやすく、また院長先生はスタッフのことをイメージしながら聞くことができたのではないでしょうか。
権限委譲を行う上でもスタッフとの関係性は非常に大切であり、そのスタッフが働きやすい環境を作ることも院長にしかできない仕事だと感じました。

 

<参加者の声>

南草津皮フ科
楠葉 展大先生

権限移譲の本質を理解できた気がします。
今一度整理して、クリニック運営に活用させていただきます。

 

港みみ・はな・のどクリニック
荒木幸絵先生

黒川さんのご講演がとても楽しみだったので、大変分かりやすく、今後の人間性関係に役立てたいです。

 

M.A.Fでは3ヶ月に1度クリニック経営セミナーを開催しています。メンバーの先生以外でセミナーにご参加を希望される方はオブザーブ(体験)参加が可能です。
席数に限りがあるため、参加希望の場合はまずM.A.Fの無料メルマガにご登録くださいませ。セミナーやオブザーブ募集のご案内はメールマガジンで発信をしています。
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