2023年7月(大阪)クリニック経営セミナーレポート

【共育に一番大切なことは院長想い】

2023年7月9日(日)に大阪でクリニック経営セミナー「スタッフ教育」を開催しました。
先週の東京に続き、今回もゲスト講師は三浦瑠麗さんにご講演いただきました。

「3人のレンガ職人」というお話は知っていますか?共育で例え話としてよく出てくるのですが、もし知らない方は一度調べてみてください。どんな想いで仕事に取り組むのか、「あり方」を学ぶ素晴らしい話です。
そのレンガ職人の話にもある「あり方」共育は院長の想いが一番重要になります。院長がなぜクリニックを経営しているのか、スタッフにどんな人になって欲しいのか、その想いを伝えることの大切さもセミナーでは話がありました。

「受動的なスタッフではなく、主体性をもったスタッフをどのように教育できるのか?」

このようなことを考えたことはありませんか?
セミナーでも先生方は「主体性のあるスタッフ」というキーワードを使われていることもありました。なぜなら、院長はクリニックの中を全て見ることができません。診察を行っている時には他の場所はスタッフに任せています。そこで、スタッフが自分で考えて行動できると院長は診察に集中することができ、患者さんの満足度も上がり、スタッフも成長するという良い循環が生まれます。しかし、そのようなスタッフを共育することのノウハウがわからず悩んでいることが多いのです。

院長はクリニックのこと以上にスタッフのことを大切に考えているのではと思います。
そうでなければ日曜日に終日「スタッフ教育」について学ぶことはしないのではないでしょうか。このようなクリニックはまだまだ少なく、しかし学ぶ場所や機会がないため、悩んでいる先生はぜひM.A.Fまでご連絡くださいませ。ここでは全国の開業医と一緒に学び合い、卓越したクリニック経営を目指すことができます。

スタッフがやりたいことと院長が目指したいこと。
これが一致する共育ができるとみんなが幸福になり、お互いが成長できます。そのためにはまずスタッフからの行動を待つのではなく、院長が目的を伝え、その意味をスタッフが理解することが大切です。ぜひ「スタッフの教育はマニュアルにあるから任せている」ではなく、今一度なぜスタッフの共育が大切なのかを院長からスタッフの方へお伝えし、3人のレンガ職人のように意味づけをしていただくことで今以上のモチベーションや成長につながると信じています。

 

<参加者の声>

医療法人華拓昇会 あづま脳神経外科リハビリクリニック
我妻 敬一先生
スタッフ教育を放置していた事を改めて認識しました。
またどのように教育していけば良いか、佐々木先生に教えてもらってとてもよかったです。

 

きむら内科小児科クリニック
木村 仁志先生
まさに自分に今一番必要なテーマでした。いかにスタッフに主体性を持って取り組んでもらうか。考え続けていきたいと思います。

 

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