■ 自分の行動に責任と自信を
皆さんご存知のように、私の仕事は医師としてのプレイヤーから、経営者としてのマネージャーへと、どんどんシフトしていっています。ややもすると、批判も受けます。日本人は特にそうなのだと感じるのですが、何か人と違うことをしたり、新しいことを始めようとすると、周囲から止められたり、非難をされたりするのです。
例えば、私がある自己啓発セミナーに参加したとき、「それは自己啓発を装った宗教なのではないか?」とある方から忠告を受けました。それでも、直接私に忠告してくださったその方は、本当に私のことを思ってくださっているのだとわかりましたから、とても有り難いと感じました。それでも忠告は忠告として有り難く受け止め、セミナーの参加を止めることはしませんでした。
「そのセミナーで得た学びを、人生を送るうえで活かし、成果を示すことができればその誤解は解ける」と思ったからです。しかしその時、自分の行動に責任と自信を持つことができないと感じていたなら、私はセミナーへの参加を取りやめ、今の生活を手に入れることはできなかったと思います。
とかく医師は「医者はこうでなければならない」と自らを枠の中に入れる傾向があるように思います。そして、その枠から飛び出し、新しく何かを始めようとすると、足を引っ張ると言いましょうか、同じ医者仲間から非難を浴びることが少なくありません。代診をお願いして経営のセミナーに参加していると、「医者が医療現場を離れていいのか?」と思われる方がいることも承知しています。しかし、私は反骨精神が旺盛な方なので、非難されればされるほど、「セミナーで学んだことをクリニック運営に活かしてより良い医療を提供し、患者さんやスタッフのためになるところを見せてやろう」というエネルギーが湧いてきます。
そして、何より私は私の人生を生きているのであって、誰かのために他人の人生を生きているわけではないのです。他人に迷惑をかけていないのなら、非難される理由はないと思っています。
これから開業を目指す先生方や開業後間もない先生方も、ご自分の将来を思い描いて、それに向かって努力をするご自身の行動に責任と自信を持ってください。こうと決めたら他人の言葉に左右されることなく、ご自分らしい毎日を悔いなく過ごしていただければと思います。
■ 2019年の30の目標
ちなみに私の2019年の目標は次の30です。
年が明けるまでに70%の達成を目指します。
- 家族との時間は全力で(ながら作業しない)
- 組織にお祝いとサプライズの文化・風土を更に根付かせる
- SNSにかける時間は1日30分まで
- 東京マラソンでPB3時間半
- 西宮国際ハーフ PB90分
- アイアンマンレース完走(ニースかバルセロナで)
- 企業主導型託児所3カ所の稼動100%運営
- グループ9つ目の分院展開
- MAF全国出版記念講演会実施
- MAFメンバーの出版記念本の重版獲得
- MAF参加院50院
- 小児科マーケティングの勝ちパターンの確立
- 高校生起業家支援
- 9日間のファスティングを年2回実施
- 大阪の三ツ星 Hajimeに母を連れていく
- ビジネスキャリア検定 経営戦略3級合格
- 採用サイトを総リニューアル
- 2020年期待の新卒12名に内定出す
- 決算数値公開、オープンブックマネジメント
- 障がい者グループホーム経営の安定
- 家族でアマンプロ宿泊
- 診療現場を1ヶ月離れてトップ不在でも現場が回る仕組みを作る
- トレイルの大会でUTMF出場権を獲得する
- 梅華会グループで120人を雇用する
- すごい会議の研究導入
- ジョイントベンチャー5件
- シックスパッカーになる(←これ毎年の目標(^^ゞ)
- 自著6冊目、7冊目の本の原稿完了
- もっと素直になれますように。黄金の習慣チェックリスト活用
- 幸せノート日記つける
⇒次回は「63.ラポールの形成」
※2018年に執筆したコラムに加筆修正をしたものですので、現在は取り組んでいない運営方法・研修・教育方法などもござます。
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