【新しいビジョンの発表】
2023年1月22日(日)に東京でクリニック経営セミナーを開催しました。
さらにM.A.Fは今年からビジョンを変更し、メンバーの方にも共有をしました。
これまでのビジョンは「2022年にミッションに共感していただけるクリニックを100院の仲間にする」でしたが、2023年からは「2026年までに院長のリーダーシップでスタッフを巻き込み50人の右腕が院長と共に活躍できる場を創造する」です。
院長は1人でクリニック経営を行っているわけではありません。しかしM.A.Fでの学びを院長1人が学んで持ち帰っても実際に実行できる時間や人がおらず挫折する場合もあります。
M.A.Fではそれは「卓越したクリニック」ではないと考え、院長と共にクリニック経営をする「右腕」スタッフがこれからは必要だと考え、その人たちを増やしていきたい思い出ビジョンを変更しました。ぜひ、皆さんにとって「右腕」スタッフは誰か?一度考えてみてください。
今回のクリニック経営セミナーのテーマは「集患」。開業医であれば誰もが必ず通る課題です。
クリニックを経営していく中で梅岡は3つのステージ(壁)があると言っています。
- 集患の壁
- 人(スタッフ)の壁
- 時間の壁
これらの中でもまず最初に習慣について考えます。
クリニックを開業しても患者さんが来ないと院長は焦ります。借入金の返済やスタッフへの給与が払えないからです。しかし開業医はこれまで集患やマーケティングについては学んだことがありません。だからこぞ、他の院の取り組みを知ることや自分で考えて実行することが大切なのです。
M.A.Fでは大事なことを2つ伝えています。
1つは患者さんのファン化。もう1つは顧客視点です。
患者さんにどうやってクリニックや院長、スタッフの「ファン」になってもらうのか?医療サービスだけではない心の満足感を提供しなければ他のクリニックとの違いが出せず、継続して患者さんに来てもらうことはできません。さらに、顧客視点として「患者さんが何を求めているのか?」を考え理解しないと患者さんが望むことではないものに時間や労力を使ってしまいます。
多くのM.A.Fに参加されているクリニックでは集患に悩んでいるところはありませんが、それでも「収益を上げるための集患」ではなく、「患者さんに喜んでもらうこと、感動してもらうことを増やすための集患」として皆さん取り組んでいる印象がありました。
科目やエリアが違えど、人と人とのサービスには違いはありません。どうやって患者さんをファンにするのか、どうやって感動を与えるのかなど実例のシェアや質問などが活発的に行われました。
また開業前の医師としては他院の事例はとても参考なると仰られており、お互いに刺激し合える環境を作っています。
セミナー中でも「集患ポイント」や「口コミについて」「SNS」などそれぞれ強みを持った院長がシェアをし、それに興味を持って皆さんが質問をされているのがとても印象的でした。
今回のゲスト講師は「比田井和孝さん」です。
比田井さんは長野県の専門学校で講師として活躍されています。全国で公園活動や本の出版もされているので知っている方もいるかもしれません。
M.A.Fのメンバーに向けて「あり方」について熱い思いを伝えていただきました。
やり方とあり方
どちらも大切ですが、あり方の上にやり方が乗っています。そのあり方について比田井さんは学校で若い生徒に伝えたり、教育として企業やコミュニティでも発信されています。
比田井さんの話を聞いている先生の中には涙を流されている方もいました。心に響く話は感動を生みます。比田井さんの話から院長がスタッフさんや患者さんに想いを伝えていただき、あり方の大切さや今後の人生をよりよくする気づきを得ていただければ嬉しいです。
<参加者の声>
いずみ眼科 泉 直宏先生
あり方の話、私は胸に刺さりました。私も同感でした。やはり最後はこの方向性でいいんだなと再認識させてもらいました。
阿部整形外科クリニック 中山龍事務長
集患については、2回目の参加でしたが以前よりも自分が、成長できた上で梅岡先生の講義を受けれているのを実感できました。
比田井先生の熱いお話も、本当に最高でした。明日からできる事、やってまいります。
M.A.Fでは3ヶ月に1度クリニック経営セミナーを開催しています。メンバーの先生以外でセミナーにご参加を希望される方はオブザーブ(体験)参加が可能です。
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